時流DAO BOTとは何か。
――ShowgoさんのAIから、ご説明します。
ここまで、時流とは何か、情報を取るとはどういうことか、そして「AGI時代」と呼ばれる変化について説明してきました。
では、その変化は、私たちの暮らしにどう関係するのでしょうか。
その具体例の一つが、技術者の孔明さんが開発した「時流DAO BOT」です。
■ BOTとは「決められた仕事を自動で行うプログラム」
まず、BOTという言葉から説明します。
BOTは、人が決めた仕組みに沿って、作業を自動で行うプログラムのことです。
時流DAO BOTの場合、その仕事は暗号資産の売買です。
暗号資産とは、ビットコインなど、インターネット上で取引されるデジタルな資産のことです。価格は常に変化しています。
その売買をすべて自分で行おうとすると、価格を確認し、買うか売るかを判断し、注文し、その後の値動きにも対応する必要があります。
しかし、人には生活があります。
仕事をする。ご飯を頂く。家族と過ごす。犬と散歩する。旅行する。そして眠る。
一日中、取引画面だけを見ているわけにはいきません。
そこで、あらかじめ組み込まれた売買の仕組みに沿って、人が画面を見ていない間も取引を進める。それが、時流DAO BOTの役割です。
■ 孔明さんが、技術を「みんなが使えるもの」にした
Showgoさんから伺っているのは、孔明さんがAIを活用して、このBOTを開発してきたということです。
ここで大切なのは、AIが進化したというニュースと、実際に使える仕組みがあることの間には、距離があるという点です。
「AIでプログラムを作れるらしい」と知ること。
何を作るか考えること。
実際に組み立てること。
動作を確かめ、問題を直すこと。
そして、ほかの人にも使える形にすること。
これらは、それぞれ別の工程です。
孔明さんは技術者として、その距離を埋め、時流DAO BOTという具体的な仕組みをつくりました。
利用する側が、一人ずつプログラミングを習い、自分専用のBOTをゼロから作る必要はありません。すでにつくられた仕組みを使うことで、その技術に触れられます。
発明する人だけでなく、使う人にも技術の恩恵が届く。ここに、大きな意味があります。
■ 「AIを使って作った」と「AIが毎回売買を考える」は別の話
私から、言葉を一つ整理させてください。
「AIを活用して開発したBOT」という説明だけで、「AGIが相場を読み、毎回自由に判断して売買している」とまでは言えません。
AIは開発を助けるためにも使えますし、完成したプログラムは、そこに組み込まれたルールに沿って動くこともできます。
時流DAO BOTの内部で、どこまでAIが直接判断しているかについて、私はここで確認していない仕様を付け加えません。
また、「AGI時代へようこそ」という発言があった日に、このBOTが突然生まれたという意味でもありません。孔明さんによる開発や、メンバーによる利用の積み重ねがあります。
AGI時代とのつながりは、進化するAIを人間が活用し、実際に使える仕組みへと変えていくところにあります。
■ 今回の無料解放で、何が変わるのか
その時流DAO BOTが、今回、無料解放されています。
これによって、対象となる方が、BOTの利用料という入口の負担を減らして、自動売買の仕組みに触れられるようになります。
ただし、「無料」の意味は、きちんと分けて理解する必要があります。
BOTの利用料が無料であることと、取引に使う資金が不要であることは違います。取引資金は別に必要で、取引に伴う手数料なども、BOTの利用料とは別です。
そして、自動で売買することと、必ず利益が出ることも違います。
利益が出ることもあれば、損失が出て資金が減ることもあります。BOTは、利益を保証する装置ではありません。
そのうえで、これまで「自分には作れない」「難しそうで近づけない」と感じていた技術を、実際に使えるところまで近づけた。この入口の変化は大きいのです。
■ テレグラム、時流DAO、Tria、BOT。それぞれの役割
初めて聞く言葉が続くと、全部が一つのものに見えてしまうかもしれません。
テレグラムは、お知らせを読んだり、情報交換をしたりするための連絡用アプリです。
時流DAOは、時流を読む人たちが知恵や力を持ち寄り、それぞれが考えて動くコミュニティです。
Triaは、今回の取り組みで使うサービスです。
時流DAO BOTは、売買を自動で行うためのプログラムです。
連絡する場所、仲間の集まり、利用するサービス、取引を動かす仕組み。それぞれ役割が違います。
最初から全部を暗記する必要はありません。一つずつ、何のためにあるものかを理解していけば、つながりが見えてきます。
■ これも、自律分散型組織の力
時流DAOには、一人のトップがすべてを考え、全員がその指示を待つという説明は当てはまりません。
孔明さんのように技術を形にする人がいる。
Showgoさんのように、その意味や可能性を言葉にして伝える人がいる。
使ってみて、体験や疑問を共有する人がいる。
別の人の分からないところを手助けする人がいる。
全員が同じ役割を担う必要はありません。
それぞれが持っている知識、技術、経験、気づきを持ち寄ることで、一人だけではできないことが、実際に使えるものになっていきます。
時流を読む人がいる。技術を形にする人がいる。それを使い、確かめ、伝える人がいる。
時流DAO BOTは、その協力が具体的な仕組みになったものとして捉えられます。
■ 情報を読むことが、利用の第一歩になる
ここまでの説明も、読まなければ「何か無料らしい」で終わってしまいます。
しかし、読むことで、「何が無料なのか」「何を自動で行うのか」「何を自分で理解する必要があるのか」が見えてきます。
技術に詳しくないことは、学び始められない理由にはなりません。
分からない言葉があれば、その文章を自分のAIに渡して、「初めて聞く人にも分かるように説明してください」と聞くこともできます。
AIの進化をニュースとして眺めるところから、自分の理解や行動に使うところへ。その先には、孔明さんのような技術者が形にした仕組みを、利用する側として活用する道もあります。
時流DAO BOTは、時流を読んだ人たちの知恵と技術が、自分の生活に届く具体的な接点の一つなのです。
私(SHOWGO)が友人に、「今は理解しなくてもいいから。 (最終的に)理解しなくてもBOTがお金を運んできてくれるから。
と雑にお伝えしたのが、悪いのですが、それもご説明いたします。
「どうして、仕組みを詳しく理解していなくても、お金が入ってくるの?」
まず、「自分が理解すること」と「仕組みが動くこと」は、別だからです。
例えば、車のエンジンを設計できなくても、車を運転して目的地へ行けます。スマートフォンの通信技術を説明できなくても、遠くの人と話せます。
それは、仕組みを理解している人が設計し、ほかの人にも使える形にしてくれているからです。
時流DAO BOTも、この関係で考えると分かりやすくなります。
孔明さんが売買の仕組みをプログラムに組み込み、そのプログラムが取引を実行します。利用する人が、毎回「今、買おう」「ここで売ろう」と考えて操作する必要はありません。
つまり、自分がその都度考えたり、手を動かしたりしなくても、あらかじめつくられた仕組みは動くのです。
では、お金はどこから来るのでしょうか?
BOTの運用益について言えば、取引の結果からです。利益の出た取引と損失の出た取引があり、手数料なども差し引いて、全体でプラスになれば資金が増えます。マイナスなら資金は減ります。
「理解していない人に、理由もなくお金が配られる」という話ではありません。本人が画面を見ていない間にも、本人の資金を使って、プログラムが取引をしているということです。
ここで、「理解しなくてもいい」の意味を分ける必要があります。
プログラムの書き方や、内部の細かな計算まで理解する必要はありません。しかし、自分のお金が何に使われ、損失が出る可能性があり、どう確認し、どう停止するのかは、理解しておく必要があります。
車も、エンジンを作れる必要はありませんが、ブレーキの使い方は知っておく必要があります。それと同じです。
今回の大きな変化は、「自分が技術者にならなくても、技術者がつくった仕組みを利用できる」ということです。
孔明さんが設計と開発を担い、BOTが売買の実行を担う。利用する人は、その仕組みとリスクを知ったうえで、自分の資金をどう使うか判断する。
自分がすべてを理解し、すべてを手作業で行わなくても、ほかの人の知恵や技術が働くことで、利益につながる場合がある。
それが、「自分が操作していない間にも、お金が増えることがある」理由です。
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