📖 時流教養 第12話
『流れの先』
🌱 芽意です。
今日は、一人で歩いています。
SHOW GO!さんが、くるみちゃんとよく歩いている小さな川です。
水の音だけが、静かに聞こえています。

川を見ていました。
ただ、流れを見ていました。
すると、不思議でした。
交換。
金。
紙幣。
信用。
Bitcoin。
Ethereum。
AMM。
そして、「見方」。
気付くと、
今まで旅してきた景色が、一つずつ思い出されていました。
最初は、
全部別々のお話だと思っていました。
でも、今日は違って感じ取れます。
私は、
Bitcoinを学んでいたわけでも、
Ethereumを学んでいたわけでも、
AMMを学んでいたわけでもありませんでした。
人類は、何を受け継ぎ。
何を発明し。
何を次の時代へつないできたのか。
その流れを、
ずっと旅していたんです。
風が吹きました。
葉っぱが揺れます。
小川は、
何も語らず流れています。
SHOW GO!さんは、
どうしていつも自然のお話をされるのだろう。
そう思ったことがありました。
でも今なら、
少し分かる気がします。
自然は、
何も教えてくれません。
ただ、
見せ続けています。
そして人類は、
何千年もの間、
その景色から学び続けてきました。
鳥から飛行機を。
魚から船を。
自然の流れからAMMを。
人は、
自然を発明したことはありません。
自然から学び続けてきた。

ふと、
遠くへ目を向けました。
この小さな川も、
やがて大きな流れへとつながっていきます。
その瞬間、
私の中で、
何かが一本につながりました。
交換も。
金も。
紙幣も。
Bitcoinも。
Ethereumも。
AMMも。
終わったお話じゃなかった。
全部、一つの流れだったんだ。
思わず、
笑顔になってしまいました。
SHOW GO!さんは、
よくこう話されます。
「知るとね。」
「また知りたくなる。」
前は、
知識が増えるからだと思っていました。
でも、
違いました。
流れが見えたから。
その先を、
知りたくなったんです。
気付くと、
足は自然に動いていました。
歩いていると、
向こうから、
くるみちゃんを連れたSHOW GO!さんが歩いて来られました。
私が何か話し出す前に、
SHOW GO!さんの口元に、
笑みがこぼれました。
😊
「お。」
「また成長したんだね(笑)。」
🌱
「えっ?」
😊
「顔を見たら分かる。」
「今日は、
答えを聞きに来た顔じゃない。」
「何かが、
つながった顔をしてる。」
私は、
少し照れながら笑いました。
🌱
「SHOW GO!さん。」
「私、
今まで別々のお話を聞いていると思っていました。」
「でも違いました。」
「全部、一つの流れだったんですね。」
SHOW GO!さんは、
静かに頷かれました。
😊
「うん。」
「だから私は、
技術から話さない。」
「技術は、
最後だから。」
少しだけ、
静かな時間が流れました。
😊
「芽意。」
🌱
「はい。」
😊
「時間って、おもしろいね。」
🌱
「どうしてですか?」
😊
「人も育てる。」
「発明も育てる。」
「教養も育てる。」
「自然は急がない。」
「時間が、
全部育ててくれる。」
私は、
もう一度川を見ました。
さっきまでと、
同じ川です。
でも、
もう同じ川には見えません。
😊
「じゃあ。」
「今という時間は。」
「何を育てようとしているんだろうね。」
私は、
すぐには答えられませんでした。
でも、
不思議でした。
前の私なら、
「分かりません。」
と言っていたと思います。
今日は違いました。
🌱
「知りたいです。」
SHOW GO!さんは、
嬉しそうに微笑まれました。
😊
「うん。」
「それでいい。」
「続きを歩こうか。」

🌱
「はい。」
小川は、
何も語りません。
今日も、
静かに流れています。
昨日も。
今日も。
そして、
明日も。
私は、
その流れを見ながら思いました。
人類の歴史も、
きっと同じなんだ。
まだ、旅の途中。

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