📖 時流教養 第13話
『今という時間』
🌱 芽意です。
第12話から、ずっと考えていました。
SHOW GO!さんが最後に話された言葉。
「今という時間は、何を育てようとしているんだろうね。」
考えても、すぐには答えが見つかりません。
でも、不思議でした。
分からないからこそ、知りたくなる。
今日もSHOW GO!さんと歩いていました。
しばらく歩いていると、
SHOW GO!さんが立ち止まりました。
S
「喉渇いたね。何か飲もうか。」
近くの自販機へ向かいます。
SHOW GO!さんはポケットから一枚のカードを取り出し、
そのまま自販機へかざしました。


ピッ。
ガタン。
ジュースが出てきます。
🌱
「えっ!」
「Tria!!!」 (待ってました!!)
「SHOW GO!さんも使ってるんですね!」
S
「うん。」
「世界基準で使ってるよ。」
🌱
「世界基準?? でも……Triaって暗号資産のカードじゃないんですか? 暗号資産って、そのままじゃ使えないですよね。」
S
「そう。」
「暗号資産だけ持ってコンビニへ行っても、普通はジュース一本買えない。」
🌱
「え? 今、ジュース買えましたよ」
「これがあれば普通に生活できる。」
「コンビニでも。」
「自販機でも。」
「カードが使えるところならね。」
私はもう一度、
Triaを見ました。
🌱
「だから使ってるんですね。」
S
「うん。」
「私からしたら、ごく自然。」
「逆に言ってしまうと。。。 Paypay ポイントとライトポイントまで研究する人が、暗号資産も勉強しまくってるんだよ。
数十年前に選択した生き方にこんなにもマッチするツールが目の前に現れた。
逆に使わない方が、不自然でしょ。」
少し歩いてから、
S
「この前、メインバンクの日本円の残高見たら2円だった。」
🌱
「2円ですか!?」
S
「うん。」
「でも困らない。 全く困らない。」
私は、
ますます分からなくなりました。
🌱
「どうしてそんな生活になったんですか?」
SHOW GO!さんは少し考えてから話し始められました。
S
「昔、アメリカで会社を経営してた頃ね。
会社が3カ国にあったから、毎週のように海外送金してたんだ。
送金の日になると銀行へ行って、
毎週同じような人たちと顔を合わせる。
『また今週も送金ですね。』
そんな話をしながら、
毎週2時間、3時間待つ。」
「でもね。窓口の係員と毎週同じ話をする。私が渡した💰はここにある。 でも数字だけが、「送金される」 なのに。なんでこんなに時間がかかるんだろうって思い続けてたんだよ。 送金手数料も高いし、行員のお給料もある。 数字動かすだけなのに、手間がかかりすぎでしょ。」
🌱
「それが始まりだったんですね。」
S
「そう。」
「2008年頃からかな。」
「私は、ずっと同じことを考えてるだけなんだ。」
「お金って何なんだろう。」
「もっと自然に交換できないのかな。」
「だから、、、新しいものが出てくるたびにその全部を見てきた。」
「要は、同じ問いの続きを見てるだけ。」
🌱
「だからSHOW GO!さんは、いつも早いんですね。」
S
「違うよ。早いわけじゃない。ずっと待ってるだけ。」
🌱
「待ってる?」
S
「うん。」
「流れを見ながらね。そろそろだな〜〜〜。 そろそろ、『現れて来るぞ〜』 って、思いながら待ち構えてる。」
「だから。」
「おもしろいモノが現れると。」
「ほら、来た。。 って」
「逆に新しいモノに飛びついている様に見える?」
「昔決めた生き方に、時代が追いついてきただけ。」
「だから今は、これなんだ。」
静かな時間が流れます。

S
「時流教養ってね。」
「時短なんだよ。」
「私は30年くらいかけて、ここまで歩いてきた。」
「でも。」
「みんなは時流教養でも時流DAOでも、5分で追体験できる。」
「だから。」
「その分だけみんなの方が、先へ行ける。」
🌱
私は何も答えませんでした。
でも、一つだけ分かりました。
今という時間が育てていたのは、
新しい発明だけじゃない。
一つの問いを、
ずっと持ち続ける人も育てていたんだ。
私たちも、
まだ旅の途中です。
(第14話へ)
コメントを残す