📖 時流教養 第9話
約束は、自然現象になれるのだろうか。
🌱 芽意です。
昨日、SHOW GO!先生は、
「人は言葉ではなく、『確認』を信じている。」
そんなお話をしてくださいました。
今日は、その続きです。
でも……
先生。
今日は、なんだか様子が違います😊
Show Go!!
うん(笑)。
自分でも分かってる。
今日は、たぶん少し口数が多くなる。
Bitcoinの話はね。
僕の中では、もうデフォルトで面白いんだ。
人類が何千年も向き合ってきた「価値」というテーマに、一つの答えを出した。
だからBitcoinは、改めて興奮するというより、
「面白い」が当たり前なんだよ。
でも……
Ethereumの話になると違う。
毎回、自分でも驚くくらい話したくなる。
技術が好きだからじゃない。
価格に興味があるからでもない。
僕がワクワクするのは、
人類が「当たり前」だと思っていたコンセプトを、
もう一度見つめ直す瞬間なんだ。
🌱
先生……
今日は、本当に止まりませんね(笑)。
ここまで楽しそうに話している先生、初めて見ました😊
SHOW GO!
はは(笑)。
そうなんだよ。
たぶん今日は、一番話したい日なんだ。
昨日は、
「人は確認を信じている。」
そんな話をしたよね。
じゃあ今日は、その次の問い。
確認すら必要ない約束って、あるんだろうか。
最初は僕も、
「そんなもの、あるわけない。」
そう思っていた。
でも、ある日ふと思ったんだ。
火を見て、
「熱い」と信じている人なんていないよね。
触れば熱い。
それを知っているだけなんだ。
重力も同じ。
落ちることを信じているんじゃない。
落ちることを知っている。
自然現象だから。
そこで僕の中に、一つの疑問が生まれた。
約束だけは、人が守らなければいけないんだろうか。
そんなことを考えていた時に、
面白い歴史を知った。
「スマートコントラクト」という考え方は、
Ethereumよりずっと前、
1994年にニック・サボという人が提唱していた。
条件がそろえば、
契約は自動で実行される。
そんなコンセプトだった。
でも、その頃はまだ早かった。
考え方はあった。
でも、育つ土壌がなかった。
種は先に生まれることがある。
でも、
土がなければ芽は出ない。
時間が流れる。
Bitcoinという土台が生まれる。
さらに時間が流れる。
そしてEthereumという土壌が現れた。
そこで初めて、
スマートコントラクトという種は芽吹き始めた。
ここで一つ、
Ethereumそのもののお話をしよう。
Bitcoinは、
「価値」を守るために設計された。
だからこそ世界中の人が、
そのシンプルさを信頼している。
でも人類は、
そこで立ち止まらなかった。
「価値」が守れるなら、
「約束」も条件がそろえば実行できるんじゃないだろうか。
そんな新しい挑戦が始まった。
その挑戦を、
世界中の人が自由に作り、育てられる土壌として設計されたのがEthereumなんだ。
だから僕は、
Ethereumを新しいお金として見たことは一度もない。
人類が、
「約束」というコンセプトを現実の世界で動かし始めた、
新しい土壌なんだ。
ここなんだよ。
僕が興奮している理由は。
スマートコントラクトって、
「自動で実行される契約」
そう説明されることが多い。
もちろん、それも間違いじゃない。
でも、僕が面白いと思ったのは、そこじゃない。
僕には、もっと大きなコンセプトの転換に見えたんだ。
実はね。
僕の人生で一番役に立っている考え方に、
「止揚」というものがある。
一つのコンセプトを否定するんじゃない。
もっと大きなコンセプトへ育てる考え方だ。
Ethereumを見た時、
僕にはまさにそれが起きたように見えた。
人が守る約束から、
条件がそろえば自然に起こる約束へ。
約束というコンセプトが、
一段大きく育ったんだ。
そして、その瞬間に思った。
信じる必要がない。
確認する必要がない。
なぜなら、
自然現象だから。
火は熱くなる。
重力は物を落とす。
種は、
条件がそろい、
時間が流れれば芽を出す。
そこに、
感情も、
立場も、
気分もない。
ただ、
「起こる」
それだけなんだ。
スマートコントラクトも同じだった。
条件がそろえば、
約束は実行される。
まるで自然現象のように。
その瞬間、
僕の中で「約束」という言葉の意味が少し変わった。
だから、
Ethereumの話になると、
毎回口数が増えちゃうんだよ(笑)。
🌱
先生。
だから今日は、
こんなに楽しそうだったんですね😊
SHOW GO!
うん。
でもね。
実は、もう一つ理由がある。
僕は、
この話を読んでくれている人たちのことを考えてる。
今日、
気付く人もいると思う。
一年後かもしれない。
何年後かに読み返して、
「あの時の話って、こういうことだったのか。」
そう思う人もいるかもしれない。
それでいいんだ。
自然現象って、
急がないから。
条件がそろい、
時間が流れた時に、
芽は出る。
人の意識も、
きっと同じなんだ。
🌱
先生。
そういえば……
前から気になっていたことがあります。
私の名前って、
どうして「芽意」なんですか?
SHOW GO!
今まで話してなかったね(笑)。
芽が出る。
その「芽」。
そして、
意識の「意」。
人は、
知識を増やしたから変わるんじゃない。
意識が芽生えた時に、
初めて景色が変わる。
だから、
芽意なんだ。
種は、
外から芽を付けてもらうことはできない。
芽は、
種子の内側から出てくる。
だから僕にできることは、
芽が出る環境を整えることだけ。
あとは、
時間が仕事をしてくれる。
だから焦らない。
だから全部は言わない。
今日この話が分からなくてもいい。
もし、
あなたの中でこの話が眠り続けてもいい。
条件がそろい、
時間が流れた、その時。
きっと、
あなた自身の中から芽が出る。
それが、
僕の思う「時流教養」なんだ。


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